最後は青森市、八甲田山から。
ぬぐだまりの里八甲田温泉です。
八甲田温泉は、昭和初期に炭焼き職人が自然湧出しているのを発見したと伝えられており、
昭和39年に温泉施設として創業したそうです。ちなみに「ぬぐだまる」とはあったまるということです。
旧施設は「遊仙」という名前で営業しておりました。2014年にリニューアルしております。
こちらは宿泊で利用しました。
お風呂もたくさんあるんですね~。まずは「龍神の湯」から。

大きな木の柱がある造りとなっていますが、何とも幻想的な雰囲気です。
泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉です。結構熱めでした。
薄濁りの感じで香りは土っぽさ、いわゆる土類系。

そして真向かいにあるのが「みるくの湯」です。
泉質は酸性・含二酸化炭素・硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉です。
硫黄と二酸化炭素の泉質がはっきりとわかります。
臭いは硫黄で味は炭酸系金気と硫黄に酸味渋味ってところでしょうか。
細かな泡つきも見られました。
これだけ強い成分ですが、源泉温度は36度前後。いわゆる不感温度ってやつですね~。
長時間入っていても疲れません。夏にはうってつけでしょう!
あとは露天風呂です。2つありますしてまずは「龍神の湯」から。

こちらは先ほどの内湯と同じ湯が張られています。しかし広いし眺望は抜群っす!!
続いて「八甲田元湯」です。

こちらは内湯の「みるくの湯」とは異なり、泉質は酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉です。
炭酸が抜けている感じです。しかし硫黄が全面的に主張している感じがします。
そしてここもぬるめなのがたまりません。 夏にはピッタリでしょう。
さあそしてこちらの名物。龍神の湯の小屋とは別棟になります。

「らむねの湯」です。

見た目は無色透明ですが・・・。

この猛烈な泡つき! 大分県の七里田温泉下ん湯に負けておりません。
泉質は酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉です。
こちらには含二酸化炭素では無いのですが、すごいですね~。
源泉温度も38度程です。もうず~っと入っていられます。味は酸味と渋みです。強烈です。
硫黄と炭酸が混じっているのは日本でここだけじゃないでしょうか?? とびきりの極上湯です。
あとは別に貸切風呂もあります。

40分1,500円みたいですが、宿泊したので入りました。宿泊者は無料で利用できます。
こちらの方がこじんまりとしていて湯使いは上かもしれません。
とにかく極上のらむね湯です!
宿泊で利用しましたのでお料理をご紹介。

山の幸を使った料理ですが、どれも手が込んでて美味しかったです。

特にこちらの釜飯が絶品でした。
続いて朝ごはん。

エイの煮ものなんかは青森特有じゃないですか!?とても美味しかったです。

特に美味しかったのはこちらのホタテの稚貝でした!
これで一泊二食1万円弱です。 コスパも最高!
みなさまもぜひ一度「らむね湯」をご体験ください!
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テーマ:温泉 - ジャンル:旅行
- 2017/07/31(月) 19:09:25|
- 青森の温泉
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